北方シネマ76
「大好き-50年におよぶ大好きの記憶-」
“奈緒ちゃん”シリーズ第5作
映画『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』
映画『奈緒ちゃん』で始まった、重いてんかんと知的障がいを併せ持つ姪っ子 奈緒ちゃんの映画創りは、奈緒ちゃんの元気に引っ張られるように続編を成長の過程で生み、《奈緒ちゃんシリーズ》と名付けられた。そして、奈緒ちゃんは元気に50歳を迎えた。いつも奈緒ちゃんのすぐそばで共に生きてきたお母さんは80歳。50年間におよぶ「いのち」の記憶をまとめた奈緒ちゃんシリーズ第5作。記録というよりも「記憶」のドキュメンタリー。
金曜日
18:00-20:00
映画上映
20:00-21:00
伊勢真一監督 来場講演
北九州市立大学
A101
「奈緒は長くは生きられない・・・」と医者に言われた・・・。
姉が、私にとっては姪っ子の、重いてんかんと知的障がいを併せ持つ長女、奈緒ちゃんの「いのち」のことを話してくれたのは、もう40年以上前のことです。その一言をキッカケに撮影をはじめ、12年後の1995年に映画は『奈緒ちゃん』として完成、私の自主製作・自主上映の映画創りのはじまりでした。
映画に共感してくれた方々の支援もあり、「自力」での映画創りが私のスタイルになり、「いのち」を巡る物語を紡ぐことも、『奈緒ちゃん』からはじまりました。
奈緒ちゃんは、映画を撮り続けるなかでどんどん元気になり、「元気な奈緒ちゃんを撮ろう!」ということではじまった映画創りは奈緒ちゃんの元気に引っ張られるように『ぴぐれっと』『ありがとう』『やさしくなあに』・・・という続編を成長の過程で生み、《奈緒ちゃんシリーズ》と名付けられます。
そして、奈緒ちゃんは元気に50歳を迎えました。
いつも奈緒ちゃんのすぐそばで共に生きてきたお母さん、私の姉の西村信子は80歳。 記録というよりも“記憶”…50年間におよぶ「いのち」の記憶をまとめようと思い立ちました。
奈緒ちゃんの生きようとする力、「いのち」の想いのようなものに、
耳を澄ませてほしい・・・
映画『大好き』を大好きになってほしい。
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