北方シネマ

(*)上映回によって時間や場所が変更することもあります。毎回の案内をご確認ください
学内駐車場は使えません。お越しの際は公共交通機関をご利用下さい
北九州市小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学 北方シネマ(竹川研究室)
【電話】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com
【料金】前売予約1000円・当日1200円・シニア/障害者1000円・大学生/高校生500円(資料代)・中学生以下無料

2024年10月18日金曜日

北方シネマ76  「大好き-50年におよぶ大好きの記憶-」



 

北方シネマ76

  「大好き-50年におよぶ大好きの記憶-」

“奈緒ちゃん”シリーズ第5作

映画『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』


映画『奈緒ちゃん』で始まった、重いてんかんと知的障がいを併せ持つ姪っ子 奈緒ちゃんの映画創りは、奈緒ちゃんの元気に引っ張られるように続編を成長の過程で生み、《奈緒ちゃんシリーズ》と名付けられた。そして、奈緒ちゃんは元気に50歳を迎えた。いつも奈緒ちゃんのすぐそばで共に生きてきたお母さんは80歳。50年間におよぶ「いのち」の記憶をまとめた奈緒ちゃんシリーズ第5作。記録というよりも「記憶」のドキュメンタリー。







2024/11/29

金曜日

18:00-20:00
映画上映

20:00-21:00
伊勢真一監督 来場講演

北九州市立大学
A101

ご予約はこちら

「奈緒は長くは生きられない・・・」と医者に言われた・・・。

 姉が、私にとっては姪っ子の、重いてんかんと知的障がいを併せ持つ長女、奈緒ちゃんの「いのち」のことを話してくれたのは、もう40年以上前のことです。その一言をキッカケに撮影をはじめ、12年後の1995年に映画は『奈緒ちゃん』として完成、私の自主製作・自主上映の映画創りのはじまりでした。

 映画に共感してくれた方々の支援もあり、「自力」での映画創りが私のスタイルになり、「いのち」を巡る物語を紡ぐことも、『奈緒ちゃん』からはじまりました。

 奈緒ちゃんは、映画を撮り続けるなかでどんどん元気になり、「元気な奈緒ちゃんを撮ろう!」ということではじまった映画創りは奈緒ちゃんの元気に引っ張られるように『ぴぐれっと』『ありがとう』『やさしくなあに』・・・という続編を成長の過程で生み、《奈緒ちゃんシリーズ》と名付けられます。

 そして、奈緒ちゃんは元気に50歳を迎えました。

いつも奈緒ちゃんのすぐそばで共に生きてきたお母さん、私の姉の西村信子は80歳。 記録というよりも“記憶”…50年間におよぶ「いのち」の記憶をまとめようと思い立ちました。

 奈緒ちゃんの生きようとする力、「いのち」の想いのようなものに、

耳を澄ませてほしい・・・

 映画『大好き』を大好きになってほしい。

(かんとく・伊勢真一)

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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金
予約1000円(当日1200円)/シニア・障害者1000円/高校・大学 500円/中学以下無料

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2024年10月16日水曜日

北方シネマ75『倭文-しずり-旅するカジノキ』

 

北村皆雄監督 最新作!

北村皆雄監督が〈衣服〉の始源を求めて遥か海上の道を遡り
台湾・インドネシア・パプアニューギニアへ








日本神話に現れる幻の織物〈倭文(しづり)〉。
その白さは光の象徴とされ、邪悪なものを祓い、
身体を護る神聖な力を持っていた。


〈倭文〉の力の源はどこにあったのか。

謎を解く鍵は、衣服の始源を担った「カジの木」が握る。
中国南部を原産とするその木のルーツを遡り、
台湾、インドネシアのスラウェシ島、南太平洋パプアニューギニアへ。
さらに日本各地に倭文の痕跡を求めると、
古代国家の重要な謎が明らかになっていく。



2024/11/08(金)

17:30-
 開場

18:00-
 プレトーク(本学博士後期課程・緒方良子)

18:30-
映画上映

20:30-
 アフタートーク(北村皆雄監督)


上映後北村監督緒方良子(本学博士後期課程)による

“日本オセアニア樹皮布文化”

についての対談あり


北九州市立大学
A101

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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金
予約1000円(当日1200円)/シニア・障害者1000円/高校・大学 500円/中学以下無料

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後援
北九州市
北九州市教育委員会

2024年8月1日木曜日

北方シネマ74 「戦雲-いくさふむ-」


今からでも遅くはない
共に目撃者になり
今という歴史を背負う
当事者になってほしい
三上智恵



2024/10/11
金曜日

17:00-17:50
三上智恵 山里節子 来場講演

18:00-20:30
映画上映

北九州市立大学
A101

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さらに特報!

映画予約をいただいた方の中から
 翌日10月12日(土)11時より
門司港の大學堂・門司画廊MoGAにて
ともに語りともに歌う「車座集会」を企画しております
会費は無料ですが
当日はお二人への支援のカンパと
MoGAでの飲食の注文をお願いします。

ご予約はこちら

会場に入れる人数に制限があるため
9月30日までに先行予約いただいた希望者の中から抽選をおこないます
10月1日に抽選結果をお伝えし
あらためてMoGAへのご案内をいたします。

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 北九州の皆様お待たせしました
北方シネマにて「戦雲-いくさふむ」の上映です
そして北九州市立大学の会場に、
監督の三上智恵さんと、語りをつとめる山里節子さんのおふたりをお招きします

司会を務める人類学者である北方シネマ代表の竹川大介にとって、
沖縄の島々は学生時代からのフィールドであり、
石垣島にすむ山里節子さんとは、
その時からずっと親しくしてきました。
 

島の文化に造詣が深い山里節子さんと、
沖縄で民俗学を学んできた三上智恵さんのそれぞれの原点をうかがいながら、
私たちの日々の生活が少しずつ変えられていく戦争の空気の危うさを、
真剣に見つめたいと思います
暮らしの中に染みこんだ文化こそが
不安や恐怖や憎悪を乗り越えるための、私たちの最大の力になることを信じながら
「道はいつでも開いている」
平和へのその道を歩むために



本当の「国防」とは何か?
圧殺されるのは沖縄の声だけではない
沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島――この美しい島々で、日米両政府の主導のもと急速な軍事要塞化が進行している。自衛隊ミサイル部隊の配備、弾薬庫の大増設、基地の地下化、そして全島民避難計画……。2022年には、「台湾有事」を想定した大規模な日米共同軍事演習「キーン・ソード23」と安保三文書の内容から、九州から南西諸島を主戦場とし、現地の人々の犠牲を事実上覚悟した防衛計画が露わになった。しかし、その真の恐ろしさを読み解き、報じるメディアはほとんどない。全国の空港・港湾の軍事拠点化・兵站基地化が進められていることをどれほどの日本人が知っているか。本当の「国防」とは何か。圧殺されるのは沖縄の声だけではない。

監督三上智恵(みかみ・ちえ)
映画監督、ジャーナリスト。1987年、アナウンサー職で毎日放送に入社。95年、琉球朝日放送の開局時に沖縄に移住。同局のローカルワイドニュース番組のメインキャスターを務めながら、「海にすわる〜辺野古600日の闘い〜」「1945〜島は戦場だった オキナワ365日〜」「英霊か犬死か〜沖縄から問う靖国裁判〜」など、沖縄の文化、自然、社会をテーマに多くのドキュメンタリー番組を制作。2010年、日本女性放送者懇談会放送ウーマン賞を受賞。12年に制作した「標的の村~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~」は、ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞など多くの賞を受賞。
13年に映画版『標的の村』で映画監督デビュー。14年にフリー転身。15年に『戦場ぬ止み』、17年に『標的の島 風かたか』、18年に『沖縄スパイ戦史』(大矢英代と共同監督)を発表。
著書に「戦場ぬ止み 辺野古・高江からの祈り」(大月書店)、「女子力で読み解く基地神話」(島洋子氏との共著/かもがわ出版)、「風かたか 『標的の島』撮影記」(大月書店)など。「証言 沖縄スパイ戦史」(集英社新書)で石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 草の根民主主義部門 大賞、城山三郎賞、JCJ賞を受賞。24年1月17日に「戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録」(集英社新書)を上梓。

語り山里節子(やまざと・せつこ)
1937年石垣島出身。8歳で終戦を迎える。兄は乗っていた船が撃沈、妹は栄養失調で防空壕で息絶え、祖父と母はマラリアに罹患し戦争で家族4人を失う。戦後、琉米文化会館で英語を習い、米国地質調査所の調査団の助手を務めたのち南西諸島とアメリカを結ぶ国際線の客室乗務員として働く。その後、石垣島で絹織物の製造に従事。沖縄の「本土」復帰後、環境保護や平和運動に共鳴、78年ごろから白保の新空港建設反対運動に参加。2016年から自衛隊ミサイル基地に抵抗する「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」会長。

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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金
予約1000円(当日1200円)/シニア・障害者1000円/高校・大学 500円/中学以下無料

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2024年7月18日木曜日

北方シネマ緊急連続企画 報告

 令和6年能登半島地震チャリティー上映のご報告


5月と6月に実施しました、緊急企画では、北九大の学生を中心に多くのみなさんにご来場いただきました。

いただいた入場料のうち、以下の金額を寄付できましたので、ご報告します。


39,968円

公益財団法人 ほくりくみらい基金

緊急支援能登半島地震被害支援基金

https://hokuriku-mf.jp/news/r6noto_about/


みなさまのご協力に感謝いたします。

また、上映後のアフタートークでもご報告しましたように、9月には北方シネマ運営委員会のメンバーから数名が奥能登に行って、地元の人たちと復興に向けて交流する予定です。

復興への道のりは、まだまだ続きます。

今後も北方シネマでは、北九州と奥能登をつないで、息の長い支援をしていきたいと思っています。



2024年7月3日水曜日

上映会場の変更

 7月5日(金)

「祝の島」


北方シネマでいつも使用しているA-101教室にトラブルがあり、使用できませんので今回の上映は、会場を変更して実施します。

【北九州市立大学における教室天井の一部の落下について】

https://www.kitakyu-u.ac.jp/news/2024/06/004737.html


上映会場:北九州市立大学 北方キャンパス 生協2階

     フランキー・ウー アジア国際交流ホールのカンファレンスルーム


上映時間:開場 17:30〜  開演 18:00〜 (変更ありません)


2024年6月20日木曜日

北方シネマ73「祝の島」


「祝の島」
7月5日(金) 18:00〜


アフタートーク

纐纈あや監督来場





1000年前、沖で難破した船を助けたことから
農耕がもたらされ、 子孫が栄え、
現在に至るまでいのちをつないできた小さな島がある。


山口県上関町祝島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、
岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、
人が暮らしやすい環境とは決していえない。
その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、
岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、
分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。
人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。

「海は私たちのいのち」と島の人は言う。
1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
という祝島の人々は、
以来28年間反対を続けている。

 効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
大きな時間の流れと共にある島の生活。
原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。

1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、
私たちは何を選ぶのか。
いのちをつなぐ暮らし。
祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。 


*****************

私たちの住む北九州市から陸路で向かうと、山口県をずーっと先まで進んで、フェリーに乗ってやっとたどり着くことができる祝島は、海から船で向かうと案外すぐ近くにあります。
私たちは玄海町や上関町など、原子力発電によって出る放射性廃棄物の中間処理施設の建築にあたって名前が上がってくる地域と遠く離れているようで、海でつながっているのです。なにを壊して何を作ろうとしているのか、よく見極める必要があります。

             *****************


(開場:17:30)上映:18:00〜


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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金(全会場共通)
前売1000円(当日1200円)予約・シニア・障害者1000円/高校/大学 500円/中学以下無料

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2024年5月17日金曜日

北方シネマ緊急連続企画 第2弾

 北方シネマ72「ひとにぎりの塩」


「ひとにぎりの塩」
6月7日(金) 18:00〜





5月10日のアフタートークでは、奥能登の人々と北方シネマ運営メンバーとの繋がりについてお話ししました。2014年から毎年のように奥能登の上黒丸地区に滞在してアート作品を作るなかで、地域のみなさんとも多くの時間を過ごしました。その時に、奥能登みなさんから私たちが受け取った多くのことを充分に伝えきれなかったような気もします。

6月の上映も奥能登の豊かな自然とそれに向き合う人々を描いています。

アフタートークでは、北九州市立大学の卒業生で、北方シネマの運営メンバーでもある田中幹也さんから、奥能登での経験や田中さんが東京都の青ヶ島で製塩に携わっていた時の体験などを話していただく予定です。

今すぐに奥能登に行って何かお手伝いすることは難しいですが、北九州から少しでも奥能登みなさんの力になれるように願っています。

ご来場いただき、映画を楽しみながらチャリティーにご協力いただけましたら幸いです。



(開場:17:30)上映:18:00〜


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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金(全会場共通)
前売1000円(当日1200円)予約・シニア・障害者1000円/高校/大学 500円/中学以下無料

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2024年4月30日火曜日

北方シネマ緊急連続企画

 北方シネマ71 「一献の系譜」


「一献の系譜」

 5月10日(金)18:00〜

             ご予約はこちら



2024年1月1日、令和6年能登半島地震がおきたとき、北九州やそれぞれの実家でお正月を迎えていた私たちにも驚きと衝撃がありました。

北方シネマを運営するメンバーの多くは、奥能登国際芸術祭2017と奥能登国際芸術祭2020+に参加し、今回の地震でもっとも被害の大きかった奥能登の人たちと交流し、お世話になり、何度も奥能登を訪れていたからです。可能な限り現地の人たちと連絡をとり、私たちにできることを考えました。

その一つが、ドキュメンタリー映画のチャリティー上映です。

5月と6月の連続企画として、奥能登を舞台にした2本のドキュメンタリー映画を上映します。

この映画には、被災する前の奥能登風景と人々の生活が記録されています。美しい奥能登の海と山の景色とそこで生活する人々の力強さをみなさんと一緒に感じて、今の奥能登の人々に心を馳せたいと思います。

アフタートークでは、芸術祭に参加し奥能登の人々と交流した「野研」のメンバーが登壇します。「野研」は学部学科を超えて勉強したい学生が集まっている北九州市立大学の自主ゼミです。


映画予告編


(開場:17:30)上映:18:00〜

公式HP:https://ikkon-movie.com/

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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金(全会場共通)
前売1000円(当日1200円)予約・シニア・障碍者1000円/高校/大学 500円/中学以下無料

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2024年3月29日金曜日

北方シネマ70 「PascaLs~しあわせのようなもの~」

 北方シネマ70 「PascaLs~しあわせのようなもの~」


 4月20日(土)

『えんとこの歌』『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』

『奈緒ちゃん』シリーズ   伊勢真一監督作品


PascaLs~しあわせのようなもの~


ロケット・マツ氏率いるアコースティックオーケストラバンド「パスカルズ」は、1995年に結成され、その後映画・テレビドラマ・舞台など数多くの音楽を手掛けています。この作品は、20年4月に急逝したチェロ担当の三木黄太氏の追悼ライブを中心に記録しており、メンバーたちの心の中に刻まれている三木黄太氏のチェロの音色を思いながら”不在という在り方”を模索する映画です。


4月20日18時から北九州市立大学A-101で上映します。
上映後には監督によるアフタートークが行われます。




(開場:17:30)上映:18:00〜

                  ご予約はこちら

公式HP:https://x.gd/XblaC

予告編:https://youtu.be/LCo2-IMBmkE


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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金(全会場共通)
前売1000円(当日1200円)予約・シニア・障碍者1000円/高校/大学 500円/中学以下無料

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2024年2月21日水曜日

北方シネマ69 「リース遠征隊」追加情報

 2024年2月29日(木)上映「リース遠征隊-ガルフピッゲンの夢」



ヒュッゲなひとときを!

 今回上映する映画「リース遠征隊」が撮影されたデンマークには「ヒュッゲ(Hygge)」という言葉があります。居心地の良い空間や楽しい時間を指す言葉です。デンマークの人たちは、このヒュッゲの時間を大切にして、コーヒーを片手にくつろいだり家族や友人とゆったりとした時間を過ごします。

北方シネマでもヒュッゲな時間を提供したいと思い、コーヒーや焼き菓子などの販売をします。ぜひコーヒーやお菓子といっしょに映画をお楽しみください。


デンマーク在住 リンダさんのてしごと


デンマーク人は編み物がとっても上手な人が多い国です。今回は講師の縁で、編み物のおみせをしているリンダさんがすてきな編みぐるみたちを北方シネマのために用意してくれました。
リンダさんオリジナルのレシピで作ったユニークな作品も!


NPO法人 わくわーく

八幡西区で障害者の就労支援や地域コミュニティ活動をしているNPO法人です。今回は、焼き菓子などを販売してくれます!


リマポエポエ

門司にある、雑貨店&カフェです。全国の障害者施設で作られた素敵な雑貨を販売しています。今回はどんな商品が北方シネマにならぶのでしょうか〜〜!


大學堂

         

普段は、大学の中庭のリアカーでコーヒーを販売しています。コーヒー好きの店長さんたちがハンドドリップで淹れる格別の一杯。今回は教室の中で販売します!


Have a good time with Hygge!



2024年1月26日金曜日

北方シネマ69 「リース遠征隊」

  2024年

2月29日(木)


『人と何かが違う』だけで

夢が剥奪されてしまう社会でいいのか

リース遠征隊-ガルフピッゲンの夢

開場:17:30〜
上映:18:00〜
特別講演:19:00〜20:00


北九州市立大学の構内は一般の方は駐車できませんが、

障害のある方で駐車場が必要な方は、事前にご連絡ください。

080-6458-1184:北方シネマ)


会場がある本館前での車の乗降も可能です。



会場には、車椅子やストレッチャーのまま

ご覧いただけるスペースもあります!


そのほか、気になることやご心配なことがありましたら

北方シネマにお問い合わせください。



あらすじ

急速に進行する脊髄小脳変性症のひとつマチャド・ジョセフ病をもつヤコブ・リース(当時22 歳)。15 年8 月、当時エグモントに在籍していたヤコブとその仲間7 人が北ヨーロッパ最高峰、ノルウェーのガルフピッゲン山に挑んだ。険しい道のりが続く中、仲間たちは車椅子のヤコブを押し、時には背負い、抱えながら進んでいく。この映画では、旅の計画、資金調達、準備、介助をチームで行った一連の記録が約40 分の映像に収められている。






Egmont Højskolen(エグモントホイスコーレン)とは

 エグモント・ホイスコーレンは、デンマークに約70 校ある「フォルケホイスコーレ」とよばれる成人学校のなかでも、健常者と障害者が共に生活をし、学ぶ事の出来るユニークな学校である。エグモントには約220 名の生徒がおり、そのうち約4割が何らかの障害を持っている。授業は70 近くある科目の中から障害の有無に関係なく選択でき、そこでは教員と生徒たち全員が一丸となり『どうすれば不可能を可能にできるのか』を共に考え、実践する機会も多い。ひとりひとりが異なったユニークな存在であり、それ故に、お互いを尊重する。ここでは、自分と他者との対等な関係と連帯のもとで社会を形成し、オープンな対話を基盤とした実践から、それぞれの興味や関心が何なのか見極めていく。




予告編:https://youtu.be/7zIbJj441Ec?si=9eFrsbbiIZHv-Paz






「リース遠征隊」をサポートしていた
エグモント・ホイスコーレンの
現役講師たちが来日!


左から
Michael Kirch Jensen
(ミケール・キアク・イェンセン)
Rieko Fukazawa Kornum
(リエコ・フカザワ・コーノム)
Peter Scharling
(ピーター・シャーリング)

北方シネマで特別講演!


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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金
前売1000円(当日1200円) 予約・シニア・障がい者1000円
高校・大学 500円 中学以下無料

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2024年1月8日月曜日

北方シネマ68 福田村事件

 2024年

1月19日(金)

森達也監督 劇映画初監督作品 

関東大震災から100年

いま見たことを、伝えたい

福田村事件

公式HP:https://www.fukudamura1923.jp/

予告編:https://youtu.be/qmoGbGfy3hU



1923年9月1日11時58分、関東大地震が発生した。そのわずか5日後の9月6日のこと。
千葉県東葛飾郡福田村に住む自警団を含む100人以上の村人たちにより、利根川沿いで香川から訪れた薬売りの行商団15人の内、幼児や妊婦を含む9人が殺された。行商団は、讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。逮捕されたのは自警団員8人。逮捕者は実刑になったものの、大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された…。これが100年の間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』だ。
行き交う情報に惑わされ生存への不安や恐怖に煽られたとき、集団心理は加速し、群衆は暴走する。これは単なる過去の事件では終われない、今を生きる私たちの物語。


17:00-18:00  プレトーク「ひとはもっと・・・」

18:00-20:30  「福田村事件」上映

20:30-21:00 アフタートーク「森達也と語る」


特別料金1000円
北方シネマのみ大学・高校生500円|


※プレ・アフタートークは上映チケットをお持ちの方のみ参加できます。

                  ご予約はこちら


プレトーク 森達也監督 × 竹川大介(北九州市立大学教授)

2024年元旦に起きた能登半島の震災でも、多くのフェイクニュースが飛び交った。時代や場所を越えて繰り返される同じ過ち。ヒトは、物語を求め、物語の中で生きようとする。こんな不思議な生物であるヒトの本性は、はたして残酷なのか優しいのか?映画をより深く考えるために、森達也が、人類学者の竹川大介と、真実と正義をテーマに対談する。


アフタートーク 森達也監督

大学は学びの場所である。学ぶことは語ることである。映画を見終えたあとに、私たちが語れる言葉はどんな言葉だろうか。複雑な想いを言葉に換え、見たばかりの映画について監督と交わす至福の時間.