北方シネマ

(*)上映回によって時間や場所が変更することもあります。毎回の案内をご確認ください
学内駐車場は使えません。お越しの際は公共交通機関をご利用下さい
北九州市小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学 北方シネマ(竹川研究室)
【電話】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com
【料金】前売予約1000円・当日1200円・シニア/障害者1000円・大学生/高校生500円(資料代)・中学生以下無料

2019年11月13日水曜日

北方シネマ032「百年の蔵」



「米騒動は誤解されている」
いまを生きる魚津の人々の想い


『米騒動』は、日本人のほどんどが知っている、といえる事件です。教科書にも掲載され、軍隊が鎮圧に出動し、時の内閣を倒すほどの激しい事件であったことから、やや暴力的なイメージが付きまとっています。

その発祥の地とされる富山県魚津市で「あの時何が起こったのか」「なぜ事件が『魚津』から起こったのか?」実態や真相を確かめてみたいと、地元魚津の人々が立ち上がりました。

当時を知る高齢者から聞く話は、魚津町であの時起こった出来事は決して暴力的なものではなく(事実、逮捕者はゼロ)生活苦から慎ましい暮らしを強いられた漁師の妻たちの哀願であったということでした。 『米騒動』からまもなく100年となるこの時、当時から現存する米蔵を起点に、高校生を中心としたいまの魚津を生きる人々がその痕跡を追います。

公式サイトより





【上映情報】

東田シネマ
11月22日(金) 23日(土) 24日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019年12月6日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて

インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可)

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円



2019年11月8日金曜日

北方シネマ031『モルゲン、明日』


坂田雅子監督によるアフタートークあり


過去に学び、未来を拓く。ドイツ市民のエネルギー革命。


福島第一原発の事故から3ヶ月後の2011年6月、ドイツは2022年までにすべての原発を廃炉にすることを決めた。一方、当事国の日本では事故収束の糸口も見えないまま再稼動が始まり、原発輸出の話さえ出ている。
両国の違いはどこからくるのだろう。答えを求めて「私」はドイツに向かった。

そこで出会ったのは、都市で、村で、学校で、教会で脱原発と自然エネルギーへ情熱を燃やし、実践する多くの人々。第二次世界対戦での自国の行いを深く反省し、1968年の学生運動をきっかけに芽生えた反原発・環境保護の意識と情熱を政治に反映し、次世代につなげようとしている彼らの姿は、世界は市民の手で変えられると教えてくれる。

問われているのは、私たちの現在。
Morgen、明日は私たち一人一人が作るのだ。


福島第一原発の事故を受け、亡き母の脱原発の遺志を胸に製作した前作『わたしの、終わらない旅』(2014年)でフランス、マーシャル諸島、カザフスタンと核に翻弄された人々を訪ねた坂田雅子監督が、次なる旅の目的地に選んだのは、欧米主要国の中でいち早く脱原発を宣言し、再生可能エネルギーへとシフトしたドイツ。

初作品の『花はどこへいった』(2007年/毎日映画コンクール・ドキュメンタリー賞)以降、大国の犠牲となった人々を描き続けてきた坂田が、権威を盲信せず、自分で考え、自ら行動を起こし続けるドイツ市民の戦後の軌跡を辿り、見出したMorgen, 明日への希望とは・・・。
※Morgen(モルゲン)=「明日」を意味するドイツ語

公式サイトより)






【上映情報】
東田シネマ
10月25日(金) 26日(土) 27日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019年11月8日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
坂田雅子監督によるアフタートークあり!

インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可)

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円








2019年10月5日土曜日

北方シネマ030『津軽のカマリ』アフタートークとライブ

北方シネマ030『津軽のカマリ』のアフタートークに新進気鋭の津軽三味線奏者の八月朔日 健太(ほづみ けんた)さんをお招きし、三味線についての公演と演奏をしていただきます。

ぜひお楽しみに!

さらに翌日の朝10時から、旦過市場の大學堂にて投げ銭ライブも予定しています。こちらもたくさんの方をお誘いいただき楽しい会にしたいと思います。



八月朔日 健太(ほづみ けんた)

[奏者プロフィール]
夢弦会会主「多田あつし」の師事のもと、本場津軽の地で津軽三味線の修行を積む。
本場仕込みのバチさばきが持ち味で、伝統を重んじた演奏スタイルには定評がある。
また、ジャズのコンサートやロックのライブに出演するなどして津軽三味線の新しい在り方も開拓している新気鋭の津軽三味線弾き。

仙台和楽器男子 津軽三味線パート担当
津軽三味線集団 紡-Tsumugi- 設立者兼代表
2019年津軽三味線世界大会団体戦準優勝の代表をつとめた。
2019年津軽三味線腕くらべにて紡で出場し団体戦三位入賞。

2019年10月4日金曜日

北方シネマ030『津軽のカマリ』







「それを聴けば津軽の匂い(カマリ)が湧き出るような

そんな音をだしたいものだ」


視力を失い、唯生きる為に三味線と共に彷徨った高橋竹山と
苦難の世を渡った名もなき北東北の人々の魂が
三弦の音色とともに蘇る


津軽三味線の巨星、故初代 高橋竹山。明治に生まれ、幼少期に煩った麻疹が元でおおよその視力を失う。

北東北の過酷な環境の中、庶民の暮らしは貧しく、福祉もまだ整わない時代、唯生きていく為に三味線を習い、門付けをしながら乞食同然に彷徨った。生前、竹山は「津軽の匂いがわきでるような音をだしたい」と語っている。

彼を産み、視力を奪い、蔑み、また命の綱となった三味線を授けた恨めしくも愛おしいこの土地に初代竹山は終生拠点を置き、津軽の音を探し続けた。映画は、残された映像や音声、生身の竹山を知る人々の言葉を拾いながら、彼の人生や心模様を呼び覚ましていく。

そして、この地に今も残る風習や文化、人々の暮らしにレンズを向け、竹山の音に潜むであろう津軽の原風景を浮き彫りにしていく。

公式サイトより)



【上映情報】
東田シネマ
9月27日(金) 28日(土) 29日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019年10月4日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて

アフタートーク 
八月朔日 健太 ほづみけんた
[奏者プロフィール]
夢弦会会主「多田あつし」の師事のもと、本場津軽の地で津軽三味線の修行を積む。
本場仕込みのバチさばきが持ち味で、伝統を重んじた演奏スタイルには定評がある。
また、ジャズのコンサートやロックのライブに出演するなどして津軽三味線の新しい在り方も開拓している新気鋭の津軽三味線弾き。

仙台和楽器男子 津軽三味線パート担当
津軽三味線集団 紡-Tsumugi- 設立者兼代表
2019年津軽三味線世界大会団体戦準優勝の代表をつとめた。
2019年津軽三味線腕くらべにて紡で出場し団体戦三位入賞。


インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可)

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円








2019年9月11日水曜日

北方シネマ029「杉の子たちの50年」を上映しました。

9月6日
 今回の北方シネマでは、「杉の子たちの50年」を上映しました。
上映後、戦時中に実際に疎開を経験された河原香照さん(平野塾)と、毎日新聞の松田幸三さんをお呼びして、お二人の対談という形でアフタートークを行いました。河原さんは、疎開中に自分が経験したいじめ等のつらい体験や、母親との出来事をゆっくりと回顧しながら、ときおり言葉を詰まらせながら話していました。
 私が歴史を勉強した教科書では「戦時中に学童疎開が行われ、都市部の子どもたちは地方で生活することになった。」ということまでしか書かれていませんでした。いくらかの補足がついたとしても「食事が日に日に少なくなっていった」ということぐらいのわずかなものでした。疎開中、疎開後の子どもたちに何が待ち受けていたのか。教科書のたった数ページの無機質な文章からは決して見ることができない過去が、ここにありました。






次回の北方シネマは、「津軽のカマリ」です。上映日は10月4日です。お楽しみに。


 


2019年9月6日金曜日

北方シネマ029『杉の子たちの50年』



「お山の杉の子」は疎開学童の愛唱歌だった


学童疎開という切り口でとらえた昭和史の断面

 昭和19年8月4日、第一陣が出発した学童集団疎開は、全国で40万人を上回る規模になった。引率教員の一人は、子供の生命を預かる責任が第一、食べさせることが第二、教育は三番目だったかな、と笑う。遠足気分で出掛けた子供たちにも厳しい日々が始まった。到着の日から帰京するまでの6ヵ月間一日も欠かさず、朝、昼、晩の献立を書き込んだ男の子の日記。上級生から徹底的にいじめられた三年生の、当時と現在のいじめに対する告発。その中で、疎開先の娘にあてた戦地の父からの細やかな愛情に満ちた手紙が、疎開地の美しい風景とあいまって心を打つ。

 一方、安全なはずだった疎開だが、東南海地震、三河地震と相次いだ大地震が多くの子供の生命を奪った。或いは、機銃掃射で地元の少女の即死に直面し、自分達も宿舎のお寺から焼け出され、そのショックから立ち直る間もないまま、3月10日の東京大空襲で孤児となった東京・本所からの疎開児たち。その中での最大の悲劇的事件は、敵の魚雷攻撃を受けて沈没し、770名余りの学童が犠牲となった疎開船「対馬丸」の遭難であろう。高齢化した遺族たちの心に未だ生々しく残る深い傷痕、亡くなった人たちに申し訳ないという思いを抱き続けてきた生存者たち。

 終戦。皆が解放感に浸るとき、疎開先で孤児になった子供たちには厳しい戦後の日々がやってきた。その中を、精一杯生きて来た、この50年の彼らの姿が涙を誘う。


明日に何を残し、伝えるかを考えるドキュメンタリー映画

 第2次世界大戦中、イギリやドイツにも組織的な学童疎開があり、イギリスでは、それが戦後の児童福祉政策に影響を与えたといわれている。学童疎開は、一見限られた地域や世代の特殊な体験のようにみえるが、どの国の子供たちにも心の底に何かを残し、考え合わねばならない問題があった事に気付く。日本でもこの世代には、学校や疎開先や学年を超えた不思議な連帯感がある。戦後、文学や劇映画でもしばしば取り上げられてきたテーマであるが、歴史の証言者としての存在をより明確にする本格的な記録映画はなかった。この映画は、その世代がまるごと生きた「昭和」を問うとともに、自分たちの体験から、明日に何を残し、伝えるかを考えるドキュメンタリー映画である。

 製作母体は、疎開世代の女性たち。

 映画は、疎開地訪問から始まり、外国を含めた疎開の政策と経緯、疎開生活、そこでの悲劇的事件、孤児たちの戦後、そして疎開が残したもの、伝えるものは何か、と展開。疎開学童、引率教員、寮母、受入れ側など30数人に及ぶ証言を、現地ロケを交えながら綴っていく。単なる疎開物語ではなく、学童疎開という切り口でとらえた昭和史の断面であり、戦後50年である。




【上映情報】

東田シネマ
8月23日(金) 24日(土) 25日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
201996日 (金) 18:00開場、18:30上映開始
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000

2019年8月9日金曜日

北方シネマ028『西原村』




熊本地震 人生が一変した村人たち 2年の記録

千年に一度といわれる活断層型地震が2016年4月、村を襲った。

一夜にして1200人が家を失った。

恐怖をのりこえ地元で再建するか、断層から離れた場所へ移り住むか、悩み続けた。

地域や家族の中でも、意見は割れた・・・


西原村とは
人口およそ7000人。熊本県西原村(にしはらむら)は、熊本空港のすぐ近くにあり、世界的な観光地・阿蘇の入口に位置し、2015年には「日本一競争力のあるまち(市町村)」として日経新聞で紹介されるなど、日本有数の「元気な村」として知られつつありました。

ところが、2016年4月の激震におそわれ、村の建物の6割近くが「全半壊」。7000人の村民のうち4000人が避難。5人が直接の被害者となり、1200人を超える方々が住む家を失いました(村民の6人にひとり)。2018年初春の時点でも、1100人を超える村人が仮住まいを余儀なくされています。
熊本の小さな村「西原村」で起きたこと、そして今も日々起きている困難は、決してひとごとではありません。千年に一度といわれる大災害でした。通常経験しようがない重い課題に直面し、もがきながら乗り越えようとする村人の姿を見つめること。きっとそれは、観る人を変える力をもつ!と信じます。

(公式サイトより抜粋)









アフタートークには、久保理茎監督と徳野貞雄さん(農村社会学者)をお呼びします!


【作品情報】
製作年度 :2018年
上映時間 :85分
製作国 :日本
ジャンル:ドキュメンタリー
ディレクター : 久保理茎
音楽/MA  :種子田博邦
ナレーション:菅剛史
題字:松永壮
製作:映画『西原村』プロジェクト/代表 久保理茎


【上映情報】

東田シネマ
7月26日(金) 27日(土) 28日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
201989日 (金) 18:00開場、18:30上映開始
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000


『西原村』公式サイトはこちら


2019年6月11日火曜日

北方シネマ027「旅するパオジャンフー」

野越え、山越え、歌い、踊って、薬を売って
滅び行く文化にかけた青春



ヴェネチア映画祭 イメージの窓部門正式招待作品
台湾金馬奨映画祭正式招待作品
ウィーン映画祭正式招待作品

アフタートークには、柳町光男監督をお呼びします!


ストーリ
台湾の田舎道を、<新威殿>と書かれた古いバンを走らせ、パオジャンフーの葉一座は今日も旅に出る。座長の父がベンチャーズの音楽にのせて披露する火吹き芸が呼び物の一座で、17才の長男アホンが一人前になる事を期待されているが、恋人アレンとじゃれてばかりいる。

次に登場するのは、呉天羅老人。薬箱を肩に、月琴で弾き語る姿に台湾の歴史が滲む。そしてパオジャンフーの来歴を語る曽先生の一座と、蛇使いのアミンの派手なグループ。

どのパオジャンフーも、異様な活気でショーを演じ、薬を売る。そのひとりひとりに深い孤独の影が浮かぶ。やがて青年アホンは、<新威殿>を継ぐ決心をし、パオジャンフーの未来に夢を賭ける。パオジャンフーたちの旅は今日も続く・・・





【上映情報】

東田シネマ
6月28日(金) 29日(土) 30日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019年7月5日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
アフタートーク 柳町光男監督

インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可)

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円


2019年6月7日金曜日

北方シネマ026『奇跡の小学校の物語 この学校はなくさない!』

児童減少、複式学級、統廃合。
いま年間500校の公立校が廃校に。
子供のいない地域に、未来はない!



ストーリー
平成15年11月、いつも通り穏やかな朝を迎えた古賀志町の住民は、突然の新聞記事で目を覚ました。「5年以内に複式学級を解消しなければ…廃校?」皆一様にショックで固まった。

栃木県宇都宮市。古賀志山の山裾に、城山西(しろやまにし)小学校がある。昭和30年代には180名ほどのにぎわいがあったが、少子化の波に押され急激な児童減少に伴い、平成9年に複式学級となる。

地域のリーダーは、児童の少なさを感じてはいたが、本当に廃校の危機を宣告されるとは思わなかった。丁度その頃、校庭の真ん中にある天然記念物の桜も、学校の後を追うように枯れ始め、あと5年の命と宣告された。

前途多難な状況の中、ひょいと赴任してきた校長先生とその枯れかけた桜が、なんとこの学校の運命を変えた。

この地区は昔から「おらが学校」の絆が太く、地域の結束は固い。「どんな事があっても、この小学校はなくさない」と住民は一つになった。校長は、次々と奇想天外の奇策を打った。宇都宮市内でもあまり知られていない、この35名の小さな学校に、どうしたら通学してもらえるのか。魅力ある学校づくりが始まった。

小規模特認校として再スタート、次第に成果が現れた。そして遂に奇跡が起きた。学校、地域そして行政が成し遂げた「奇跡の小学校の物語」

(公式サイトより抜粋)

【予告編】




【上映情報】

東田シネマ
5月17日(金) 18日(土) 19日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
インターネット予約はこちらから
電話予約は093-663-6751まで

北方シネマ
6月7日 (金) 18:00開場、18:30上映開始
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可)

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円


『奇跡の小学校の物語 この学校はなくさない!』
公式HP/フェイスブック

2019年5月10日金曜日

北方シネマ025『よみがえりのレシピ』

おいしくて、そして心に効くドキュメンタリー映画
在来作物と種を守り継ぐ人々の物語

アフタートークには本作出演者の
江頭宏昌さん山形大学農学部准教授)をお呼びします!




在来作物は何十年、何百年という世代を超え、味、香り、手触り、さらに栽培方法、調理方法を現代にありありと伝える「生きた文化財」である。しかし高度経済成長の時代、大量生産、大量消費に適応できず、忘れ去られてしまった。社会の価値観が多様化する現代に、足並みを合わせるように在来作物は、貴重な地域資源として見直されている。在来作物を知ることは、食と農業の豊かな関係を知ることにつながる。地域に在来作物がよみがえり、継承されていく姿は、豊かな食を味わい、楽しむ姿であり、地域社会の人の絆を深め、創造する姿である。この動きを日本全国、さらには世界中で起きている食や農業の問題への処方箋(レシピ)として、伝えていきたい。(公式HPより)

北方シネマのアフタートークは映画に山形大学農学部教授の江頭宏昌さんをお呼びします。江頭さんの生まれは北九州、「在来野菜は地域の文化財であり、その保存が急務である」という故・青葉高博士の考えに共鳴し 、山形県内の在来作物を中心にその研究や保存活動などに積極的に取組んでいます。

★予告編はこちら★



【上映情報】

東田シネマ
4月26日(金) 27日(土) 28日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019年5月10日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
アフタートーク 山形大学 江頭宏昌 教授(植物資源学)

インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可)

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円


『よみがえりのレシピ』

公式HP http://y-recipe.net/
公式Facebook https://www.facebook.com/yomirepi/


協力:
山形県農林水産部新農業推進課 山形在来作物研究会
機材協力:
東北芸術工科大学東北文化研究センター
後援:
東北芸術工科大学・校友会 東北芸術工科大学卒業生後援会
製作・配給:
映画「よみがえりのレシピ」製作委員会
会長:岡田まさえ
副会長:阿部啓一

阿部宏慈 飯野昭司 伊藤美代子 岩瀬義和 岩鼻通明 浦山克彦 大久保義彦 加藤到  後藤周一 斉藤和人 佐藤智也 鈴木淳子 高橋卓也 玉津俊彦 富塚正輝 長澤裕二 藤岡朝子 桝谷秀一 松井愛 宮沢啓 森繁哉 渡辺智史 渡辺洋井

プロデューサー:高橋卓也
監督:渡辺智史
撮影:堀田泰寛 渡辺智史
現場録音:佐藤広一 高橋伸輔
編集:渡辺智史
音楽:鈴木治行
演奏:神田佳子 多井智紀
スタジオ:パストラルサウンド
5.1ch サラウンドミキサー:石寺健一
題字:岡部陽子
字幕翻訳:小松原レラニ 佐藤則子
BD オーサリング:よこやまでんき
助成:文化芸術振興費補助金

95 分/カラー/HD/5.1ch/2011 年製作/日本/ドキュメンタリー

(公式HPより)

2019年4月16日火曜日

北方シネマ024『廻り神楽』を上映しました

4月12日に北方シネマ024『廻り神楽』の上映が無事終了しました。
足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

恒例のアフタートークには、「廻り神楽」監督の大澤未来さんと、エグゼクティブプロデューサーの北村皆雄さんが登壇されました。

大澤未来監督(左)と北村皆雄さん(右)

アフタートークでは、映画撮影のきっかけや裏話、またテレビ番組との収録の違いなどについて、話者それぞれの立場から語っていただきました。

また、後半は会場からの感想や質問を交えながら、ゲストトークをすすめていきました。
自然体の表情を撮るためにはどうするか、など質問をうけ、それぞれの方法を教えてもらいます。





次回の北方シネマもよろしくおねがいします。
乞うご期待!

北方シネマ025『よみがえりのレシピ』 
5月10日(金)18:00開場 18:30上映開始
監督:渡辺智史
公式ホームページ:http://y-recipe.net/

アフタートークには、本作出演者の江頭宏昌さん(山形大学農学部准教授)をお呼びします!







2019年4月12日金曜日

北方シネマ024『廻り神楽 』

大津波を生き抜いた黒森神楽と
三陸の《現在》を描くドキュメンタリー。



三陸の海辺を数百年間旅しつづける「神楽衆」の物語
三陸の海辺を一夜の宿を乞いながら旅する神楽衆。
海とともに生きる三陸の人々は家に神楽を迎え入れ、海の安全、大漁祈願、家族の安寧の祈りを託す。~揺り籠から墓場まで~「黒森神楽」は340年以上、三陸の人々の人生に寄り添いながら巡行の旅をつづけている。

神楽が来れば春はもうすぐなのす
東日本大震災により海辺の人々は深い傷を受ける。津波から間一髪逃れた神楽衆が、人々を慰めようと巡行を再開する。亡き人の魂を慰め、生者を元気づける祈りの舞。春の先触れとなる神楽の音色に、人々は長い冬の終わりを感じとる。

津波のあとの「海の遠野物語」
繰り返し繰り返し津波が襲って来たこの場所で、神楽衆は何百年ものあいだ自然と人々の間を取り結ぶ役割を果たしてきた。ザシキワラシやオシラサマ、神々や精霊が今も息づく豊かな三陸の海辺で、津波のあとの「海の遠野物語」が誕生した。(公式HPより)


★予告編はこちら★



上映後のアフタートークには、監督の大澤未来さん、
エグゼクティブプロデューサーの北村皆雄さんをお呼びします!!



【上映情報】

東田シネマ
3月29日(金) 30日(土) 31日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019412日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円


『廻り神楽』

公式HP https://www.mawarikagura.com/
公式Facebook https://www.facebook.com/mawarikagura/

出演:黒森神楽保存会
語り:一城みゆ希 
昔話朗読:森田美樹子
監督・プロデューサー:遠藤 協
監督: 大澤未来 
構成:北村皆雄・遠藤協
撮影: 明石太郎・戸谷健吾
ドローン撮影:古館裕三
撮影助手・スチル:井田裕基
照明:工藤和雄
録音・効果:齋藤恒夫
サウンドデザイン:森永泰弘
整音:飯森雅允
編集:田中藍子
制作デスク:山上亜紀・渡邉有子
題字デザイン:杉浦康平+新保韻香
宣伝美術:島田薫
エグゼクティブ・プロデューサー:三浦庸子・北村皆雄
製作:ヴィジュアルフォークロア

特別協力:黒森神社総代会、神田より子、岸昌一、櫛桁一則、金野侑、假屋雄一郎
機材協力:(株)小輝日文
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 
支援:一般社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟
​後援:岩手県

2018/日本/94分

2019年3月8日金曜日

北方シネマ023『蘇れ 生命(いのち)の力 ~小児科医 真弓定夫~』

すべての"力"はあなたの中にある




真弓小児科。小さな診療所に「名医」との評判を聞きつけた人々が全国から訪れる。
院内にはクスリも注射もない。
代わりに、時間をかけて生活習慣のアドバイスをする。
「病気を治しているのは医者ではない。自然治癒力だ。」
失われつつある生命の力。真弓は問う。
「忘れてはいないだろうか?私達は自然に生かされている、いち”動物”である」。
真弓に出会って、生き方まで変わってしまったという親子も少なくない。
現代社会の中に埋もれていく叡智を、生涯をかけて伝え続ける小児科医、真弓定夫、
そして各界で同じように生命の力を信じ、歩き続ける人々を追いかけたドキュメンタリー。(公式HPより)

★予告編はこちら★



【上映情報】

東田シネマ
2月22日(金) 23日(土) 24日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
201938日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円


『蘇れ 生命(いのち)の力 ~小児科医 真弓定夫~』


出演:真弓 定夫 真弓 紗織 大島 貴美子  梅津 貴陽  岡野 眞規代 高野 弘之 ほか
音楽:溝渕 大智 
監督:岩崎 靖子 
撮影・編集:小野 敬広  石川 真喜子
制作:E・Eプロジェクト(岩崎靖子 小野敬広)
配給:NPO法人ハートオブミラクル

2017/95分/16:9

2019年2月1日金曜日

北方シネマ022『おクジラさま』

小さな町に押し寄せた
クジラを巡る大きな衝突
NY在住女性監督が見つめる、世界の分断とその先の未来




つつましい給料で世界屈指の現代アート作品を集めた夫婦を描く「ハーブ&ドロシー」の佐々木芽生(めぐみ)監督が、6年の制作期間をかけて、半世紀以上続く「捕鯨論争」に新たな光を当てる。

紀伊半島南端に近い、和歌山県太地町。追い込み漁を糾弾した映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、この小さな漁師町は世界的論争に巻き込まれた。「くじらの町」として400年の歴史を持つ「誇り」は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的となる。ヒートアップする対立が沸点に達しようという2010年秋、佐々木は太地町を訪れる・・・。

そこでは、マスメディアが報じてきた二項対立 -捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人 - という単純な図式ではなく、カメラは賛否に縛られない多種多様な意見を捉えていく。 歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか?今まさに、世界が直面している「ダイバーシティの危機」を克服するヒントがこの映画にはある。嫌いなヒトをスッキリ排除しますか?それとも、一緒に生きていきますか? (公式HPより)

★予告編はこちら★

上映後のアフタートークには、本作出演の
元AP通信記者ジェイ・アラバスターさん
クジラ漁を撮影するカメラマン西野嘉憲さんをお呼びします!!


【上映情報】
東田シネマ
1月25日(金) 26日(土) 27日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
201921日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円


『おくじらさま』


監督・プロデューサー:佐々木芽生「ハーブ & ドロシー」
編集:バーナディン・コーリッシュ
撮影:折笠 貴 / 杉岡 太樹
音楽:デビッド・マズリン
エグゼクティブ・プロデューサー:真木 太郎 / 飯田 雅裕
ポスター原画:山口 晃
制作:FINE LINE MEDIA JAPAN
制作協力:ジェンコ / ミュート
協賛:アバンティ / オデッセイコミュニケーションズ
配給:エレファントハウス
助成金:文化庁文化芸術進行費補助金

原題 A Whale of a Tale/97分/日本・アメリカ合作/2016

2019年1月11日金曜日

北方シネマ021『おだやかな革命』

自然エネルギーによる地域再生。
これからの時代の「豊かさ」を巡る物語。





原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力。放射能汚染によって居住制限区域となった飯館村で畜産農家が立ち上げた飯館電力。岐阜県郡上市の石徹白、集落存続のために100世帯全戸が出資をした小水力発電。さらに首都圏の消費者と地方の農家、食品加工業者が連携して進めている秋田県にかほ市の市民風車。自主自立を目指し、森林資源を生かしたビジネスを立ち上げる岡山県西栗倉村の取り組み、都市生活者、地方への移住者、被災者、それぞれのエネルギー自治を目指すことで、お金やモノだけではない、生きがい、喜びに満ちた暮らしの風景が生まれている。成長・拡大を求め続きてきた現代社会が見失った、これからの時代の「豊かさ」を静かに問いかける物語。    (公式HPより)


★予告編はこちら★


アフタートークには、ひとくわ農場の芳賀とみ子さんをお呼びします。
ひとくわ農場 公式HP http://hitokuwa.web.fc2.com/


【上映情報】
東田シネマ
12月21日(金) 22日(土) 23日(日)
①10:30、②13:00、③15:30、④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから

北方シネマ
2019111日 (金) 18:30
北九州市立大学 本館A-101にて
インターネット予約はこちらから
電話予約は 080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00〜17:00対応可

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方/1000円



『おだやかな革命』

公式HP http://odayaka-kakumei.com/

ナレーション:鶴田真由
監督:渡辺智史
撮影:佐藤広一
作曲:鈴木治行
演奏:瀬川裕美子
アドバイザー:高橋真樹 
構成:黒沼雄太
編集:渡辺智史
MA:中野坂上スタジオ
音楽録音:パストラルサウンド
CG:デジコンキューブ
配給:いでは堂

2017/日本/100分