学ぶこと 教育を受けることの尊さを
こんなに感じたのは 初めてでした
(50代男性)
戦後をひたむきに生きた人たちが、人生の終盤につかんだ青春
東京都千代田区立神田一橋中学校通信教育課程。大都会の片隅に戦後の混乱期、義務教育を受けられなかった高齢者たちが、青春を取り戻しに来る学び舎がある。人生の終盤を迎えてなお、人はなぜ学ぼうとするのか。その意味を探して、5年の歳月を追った。
北方シネマ004は、記録映画『まなぶ 通信制中学・60年の空白を越えて』です。
【上映日】 8月4日(金)18時から
【場所】 北九州市立大学 本館A-101
予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)・障害者1000円
【ご予約】
Web 北方シネマ前売り予約サイト
電話 080-6458-1184 (水曜を除く平日11時〜17時応対)
■あらすじ■
映画の舞台は東京都千代田区立神田一橋中学校通信教育課程。毎月2回の休日、戦後、中学校で義務教育を受けられなかった高齢の生徒たちが、面接授業に通ってくる。 60年ぶりの学校生活にとまどいながらも、学ぶ喜びにみちた表情の生徒たち。 教えるのは生徒の子や孫の年齢の先生たちだが、生徒たちの人生経験を踏まえた、あたたかいまなざしにみちた授業が展開される。 休み時間には、まるで十代の少女に戻ったかのように互いの家庭の事情を語りあい、笑いあう。 そんな学校生活の日常に2009年から2014年までの5年間カメラを向けたのが、この作品である。
学校にたどりついた背景は一人一人それぞれ異なる。映画は6人の生徒の背景にもよりそう。 戦争で大黒柱の父を亡くし、働かざるをえなかった人、戦時下、空襲で焼け出され、満足な教育が受けられなかった人。 戦争は子どもたちから教育という大切な宝を奪った。 そして、高度経済成長に向かう日本社会の片隅にも、貧困のため中学校に通えず、働いていた子どもたちがいた。 自ら選択できなかった人生の終盤に、ようやくたどりついた学び舎。 先生がいて、同級生がいて、学びの前に生徒たちは青春時代に帰る。 夫や妻の介護、自身の病気を乗り越え、中学で学んだ基礎をもとに高校進学をめざす生徒も現れる。
学校にたどりついた背景は一人一人それぞれ異なる。映画は6人の生徒の背景にもよりそう。 戦争で大黒柱の父を亡くし、働かざるをえなかった人、戦時下、空襲で焼け出され、満足な教育が受けられなかった人。 戦争は子どもたちから教育という大切な宝を奪った。 そして、高度経済成長に向かう日本社会の片隅にも、貧困のため中学校に通えず、働いていた子どもたちがいた。 自ら選択できなかった人生の終盤に、ようやくたどりついた学び舎。 先生がいて、同級生がいて、学びの前に生徒たちは青春時代に帰る。 夫や妻の介護、自身の病気を乗り越え、中学で学んだ基礎をもとに高校進学をめざす生徒も現れる。
予告編
公式サイト:まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて
まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて
2016年/カラー/BD/92分/日本/ドキュメンタリー
撮影・監督・語り:大田直子
プロデューサー:田野稔
製作著作:グループ現代(http://g-gendai.co.jp/)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
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