北方シネマ

(*)上映回によって時間や場所が変更することもあります。毎回の案内をご確認ください
学内駐車場は使えません。お越しの際は公共交通機関をご利用下さい
北九州市小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学 北方シネマ(竹川研究室)
【電話】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com
【料金】前売予約1000円・当日1200円・シニア/障害者1000円・大学生/高校生500円(資料代)・中学生以下無料

2024年8月1日木曜日

北方シネマ74 「戦雲-いくさふむ-」


今からでも遅くはない
共に目撃者になり
今という歴史を背負う
当事者になってほしい
三上智恵


2024/10/11
金曜日

17:00-17:50
三上智恵 山里節子 来場講演

18:00-20:30
映画上映

北九州市立大学
A101

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さらに特報!

映画予約をいただいた方の中から
 翌日10月12日(土)11時より
門司港の大學堂・門司画廊MoGAにて
ともに語りともに歌う「車座集会」を企画しております
会費は無料ですが
当日はお二人への支援のカンパと
MoGAでの飲食の注文をお願いします。

ご予約はこちら

会場に入れる人数に制限があるため
9月30日までに先行予約いただいた希望者の中から抽選をおこないます
10月1日に抽選結果をお伝えし
あらためてMoGAへのご案内をいたします。

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 北九州の皆様お待たせしました
北方シネマにて「戦雲-いくさふむ」の上映です
そして北九州市立大学の会場に、
監督の三上智恵さんと、語りをつとめる山里節子さんのおふたりをお招きします

司会を務める人類学者である北方シネマ代表の竹川大介にとって、
沖縄の島々は学生時代からのフィールドであり、
石垣島にすむ山里節子さんとは、
その時からずっと親しくしてきました。
 

島の文化に造詣が深い山里節子さんと、
沖縄で民俗学を学んできた三上智恵さんのそれぞれの原点をうかがいながら、
私たちの日々の生活が少しずつ変えられていく戦争の空気の危うさを、
真剣に見つめたいと思います
暮らしの中に染みこんだ文化こそが
不安や恐怖や憎悪を乗り越えるための、私たちの最大の力になることを信じながら
「道はいつでも開いている」
平和へのその道を歩むために



本当の「国防」とは何か?
圧殺されるのは沖縄の声だけではない
沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島――この美しい島々で、日米両政府の主導のもと急速な軍事要塞化が進行している。自衛隊ミサイル部隊の配備、弾薬庫の大増設、基地の地下化、そして全島民避難計画……。2022年には、「台湾有事」を想定した大規模な日米共同軍事演習「キーン・ソード23」と安保三文書の内容から、九州から南西諸島を主戦場とし、現地の人々の犠牲を事実上覚悟した防衛計画が露わになった。しかし、その真の恐ろしさを読み解き、報じるメディアはほとんどない。全国の空港・港湾の軍事拠点化・兵站基地化が進められていることをどれほどの日本人が知っているか。本当の「国防」とは何か。圧殺されるのは沖縄の声だけではない。

監督三上智恵(みかみ・ちえ)
映画監督、ジャーナリスト。1987年、アナウンサー職で毎日放送に入社。95年、琉球朝日放送の開局時に沖縄に移住。同局のローカルワイドニュース番組のメインキャスターを務めながら、「海にすわる〜辺野古600日の闘い〜」「1945〜島は戦場だった オキナワ365日〜」「英霊か犬死か〜沖縄から問う靖国裁判〜」など、沖縄の文化、自然、社会をテーマに多くのドキュメンタリー番組を制作。2010年、日本女性放送者懇談会放送ウーマン賞を受賞。12年に制作した「標的の村~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~」は、ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞など多くの賞を受賞。
13年に映画版『標的の村』で映画監督デビュー。14年にフリー転身。15年に『戦場ぬ止み』、17年に『標的の島 風かたか』、18年に『沖縄スパイ戦史』(大矢英代と共同監督)を発表。
著書に「戦場ぬ止み 辺野古・高江からの祈り」(大月書店)、「女子力で読み解く基地神話」(島洋子氏との共著/かもがわ出版)、「風かたか 『標的の島』撮影記」(大月書店)など。「証言 沖縄スパイ戦史」(集英社新書)で石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 草の根民主主義部門 大賞、城山三郎賞、JCJ賞を受賞。24年1月17日に「戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録」(集英社新書)を上梓。

語り山里節子(やまざと・せつこ)
1937年石垣島出身。8歳で終戦を迎える。兄は乗っていた船が撃沈、妹は栄養失調で防空壕で息絶え、祖父と母はマラリアに罹患し戦争で家族4人を失う。戦後、琉米文化会館で英語を習い、米国地質調査所の調査団の助手を務めたのち南西諸島とアメリカを結ぶ国際線の客室乗務員として働く。その後、石垣島で絹織物の製造に従事。沖縄の「本土」復帰後、環境保護や平和運動に共鳴、78年ごろから白保の新空港建設反対運動に参加。2016年から自衛隊ミサイル基地に抵抗する「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」会長。

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小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学本館A-101
【問】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com

❖映画観賞料金(全会場共通)
予約1000円(当日1200円)/シニア・障害者1000円/高校・大学 500円/中学以下無料

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